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back to real life.....
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"casa barragan"



1週間の短い春休みも終わり
6泊7日のメキシコ建築巡る旅を終え、フロリダに帰ってきました。
再び、セメスターの終わる5月まで怒涛の建築学生生活の始まり。

たくさん建築見て、たくさん遊んで、苦手だった辛いメキシコ料理も少し克服して
非常に充実したバケーション。

「一生遊んで、一生建築する。」


自分の人生のモットー。

相田みつおさんの好きな詩のひとつ。
「一生勉強 一生青春」
みたいな。

学校始まって、初日からバケーションボケといってられないくらいのスケジュールで始まった一日。
またがむしゃらにやっていこうと思います。

今回のメキシコの旅で一番のお目当てだった
ルイスバラガン建築について少し書いていこうと思います。


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今回訪れたのは、ルイスバラガン設計の個人住宅2件。

本人の「ルイスバラガン邸」と、バラガンの友人宅「ギラルディー邸」
二邸共に見学するには、前もって予約をとる必要があります。
予約をする際のサイトはこちら。
http://www.casaluisbarragan.org/

見学する際に、残念だったのが
内部の写真を撮ることができないということ。
バラガン建築の光と色と空間を、どれだけ自分のレンズの中に収めたかったことか。。。
残念のひと言。

youtubeで見つけたバラガン建築を堪能できるものがあったのでどうそ。





初めて、バラガン建築を知ったのは、大学2年生の頃。
親父の建築事務所においてあった、一冊のバラガン本。
衝撃でした。光の取り入れ方、色使いにおけるテクニック/ロジック、空間構成。

しかし、実際に自分の体で体感するバラガン邸、ギラルディー邸の空間は
本で見る写真からは、到底想像もできない空間に驚かされるばかり。
ここで、自分がどんなに空間を描写しようにも
彼の建築は、それをはるか上を超えた域にあると思う。

窓の配置、自然光の取り入れ方
壁一面に塗られた配色ロジックと意味
細部まで神経を使ったドアや窓のディテール
彫刻・壁画の配置方法。すべてにおいてただただ感動するばかり。

安藤忠雄がバラガンを崇拝すし、毎年必ずこのバラガン邸を訪れる理由も理解できます。
そして、彼がchurch of lightを考え付いたルーツも見ることができました。

バラガンの残した一説にこういう言葉があります。
「建築空間というものは、いくら写真や映像でみたとしても
その空間、雰囲気というものは得られることができない。」

建築家を志す者、この空間を体験せずに何がつくれるの?
といっても過言でないくらい。

本当なら、ここで一つ、一つこの目で見て感じたことを事細かに書いていきたいとこだけれでも、
そんなにブログに時間をさけない程、やること山済みなのでここでおしまい。
かなりの省略ですが。。。。お許しください。
ブログの時間は、一日15分。
明日からは、またかなり簡潔なブログになると思います(笑)

最後にひと言。
バラガン建築を見て、体感して
本当に建築が心から好き、面白い。
とさらに強く思うことができました。

今夜も、朝まで大学院のスタジオで建築と格闘する鋭気を得られた気がします。


P.S.
上の写真について補足。
周りが工場ばかりの敷地を購入したバラガンは
周辺環境と調和するために、バラガンが重んじて使用する明るい色をファサードには用いず
工場となじむ色を使用しました。
それが、さらに内部空間に入った時にいいコントラストとなって人々を圧巻させる空間が生まれています。


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by bicky0127 | 2009-03-16 11:01 | + Trip +
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